野の花　山の花　８月

オミナエシ

女郎花
オミナエシ科

８月中旬
青梅市近郊


　秋の七草の代表的な花である。
　野生のオミナエシは多くはない。草むらの中で、これまで二度撮影しているが、いずれもブレた。
　これも、風に揺れてしまったが、株があまりに見事なので捨てきれなかった。
　これだけ大株なのは周囲に人手が加わっているからだろう。

　（2005.8）

キツネノカミソリ

狐の剃刀
ヒガンバナ科

８月中旬
青梅市近郊


　薄暗い河岸段丘に淡いオレンジ色の群落が拡がる。
　似たような光景が、おぼろげな記憶にあるが、子供の頃のこの花の残像か、それとも霧降高原のキスゲのそれか。
　それにしてもスパッと切れ込んだ花弁の鋭さだ。

　キツネノカミソリは葉が枯れた後に、花穂が出てくるとある。いま花穂のまわりには葉がない。
　

アカソ

赤麻
イラクサ科

８月中旬
青梅市の低山


　地味な花だ。よほど光線がよいモデルに出会はないと撮れない。
　昔は繊維の材料として使われたという。クキも穂先の花穂も赤い。アカソは赤い麻紐の意だろうか。赤く染まるの意だろうか。
　暗い沢筋に赤く映える。

シオカラトンボ

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