野の花 山の花 8月

タマゴタケ

卵茸
テングタケ科

8月中旬
青梅市の低山


 タマゴダケを見つけると、思わず嬉しくなってくる。たいへん派手で、目立つキノコである。
 これまでこの付近でタマゴダケを見た記憶は思い浮かばないが、夏はブヨや蚊が多く、あまり歩いていないためかもしれない。
 美しい赤も煮ると色が落ちてしまうのが惜しい。


シロオニタケ

白鬼茸
テングタケ科

8月下旬
青梅市の低山

 撮影最適、食不適のみごとなキノコである。本によると有毒と断定はしていない。不明ともある。食べた人がいないというのが実情かもしれない。
 類似のキノコで即死クラスの猛毒キノコがあり、試すには相当の覚悟が必要だ。


ドクツルタケ


テングタケ科

8月中旬
青梅市の低山


 白いキノコはよく見かけ、形も美しく見栄えがするが、殆どは毒キノコのようだ。これは土を分けてちょうど出たての、たぶんドクツルタケであろう。


不明の巨大キノコ

コガネヤマドリ

黄金山鳥
イグチ科

8月下旬
青梅市の低山

 まさに黄金色のキノコはよく目立つ。イグチの仲間では早い時期に出るようだ。
 食不適とも苦いともあるが、さほど感じない。うどんに入れたら、カレーうどんのようになった。

アカヤマドリ

赤山鳥
イグチ科

8月下旬
青梅市の低山

 前週、アカヤマドリのあった場所を訪れたら、菌の残骸のみでキノコは見当たらない。一週間で土に返ったようだ。
 アカヤマドリはコガネヤマドリの傘がひび割れたような大型キノコである。ある程度煮ても、肉厚で煮崩れしない。多少の臭いがあり、一つ食すれば、もう十分である。

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