野の花 山の花 10月

フジバカマ

藤袴
キク科

10月下旬
青梅市近郊


 アサギマダラが蜜を吸う。フジバカマはもう開ききっているが、なかなか離れようとしない。
 アサギマダラがどこから飛んできたのかわかるはずもないが、羽に痛みらしいものは感じられない。
 まもなく翔び去るであろう蝶は、遠く琉球列島の遥かまで目指すのだろうか。 2005.10


8月のフジバカマ


テングタケ

天狗茸
テングタケ科

10月上旬
青梅市の低山


 生まれたばかりのテングタケ幼菌である。傘の班といい鍔といい、まさに毒キノコの代名詞に恥じない。
 傘が色が赤いとベニテングタケとなり白雪姫の世界だ。

マムシグサ

蝮草
サトイモ科

10月下旬
奥多摩


 はじめてこの実を見た時は、異様なものを発見した感じであった。
 春のマムシグサも独特だが、秋の実は毒々しい。殆どの実は食べて見るが、この実は、さすがに試してみなかった。マムシグサの実は、どんな生物が食べるのだろうか。


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夏のマムシグサ

8月中旬
奥多摩

 春の皮がむけて、実がついている。


5月のマムシグサ