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トロイとダーダネルス海峡 Troy、Truva

トロイの木馬

 古代ギリシアの詩人ホメーロスの叙事詩にうたわれた古代トロイは、ドイツ人シュリーマンによって、1872年ついに発掘された。
 しかしながら三千年の眠りから覚めたトロイの秘宝はその後、トルコからドイツに運ばれ、第二次世界大戦の空爆で行方不明となった。おそらく灰燼に帰したものであろう。
 トロイはトルコ語でトゥルヴァ、古代トロイの丘には今日も観光客が絶えない。遺跡は、はっきりと判る部分は多くはない
 僅かに伝説の木馬がホメーロスの世界に旅人を導いてくれるのかもしれない。


ポピー咲くトロイの丘

 トロイの丘に登ると、この地こそトロイであると信じてトロイ遺跡を掘り当てたシュリーマンの夢に想いは飛ぶ。アガメムノン、ヘクトール、アキレウスなどの剣戟が聞こえてくるようだ。
 写真は、トロイ遺跡、海の門付近、遠くエーゲ海が望める。

チャナッカレより車で30分。
遺跡の見学時間 1〜2時間。

イスタンブール 山上の大遺跡ペルガモン 古代エフェソス ブルサ

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ダーダネルス海峡

 ダーダネルス海峡はエーゲ海と黒海を結ぶ出入口にあたる海峡で、古来より挿話が多い。ギリシア神話のアルゴ船探検隊、ペルシア王クセルクセスがギリシア侵攻の際、船を並べて重戦車を通した話、また逆にアレキサンダー大王の東方大遠征はここから始まった。
 古代都市トロイもこの海峡の出入口に面した要衝であった。
 近世では第一次世界大戦の激戦地となり、この戦で頭角を現わした人物がその後、オスマン王朝に代る近代トルコを建国する。後のケマルパシャである。
 現在の海峡の町チャナッカレは、旅情豊かで、イスタンブールとイズミールを結ぶツアーコースの中継地となっている。

ダーダネルス海峡を通過するクルーズ